2016年9月17日土曜日

エゴマの刈り取りのタイミングと刈り取った後始末時の注意


エゴマの木全体が黄色く変化したら
刈取りです。
早生の方は始まってますか~?







草刈機や、竹用ののこぎり等で木の元を 刈ります。

刈ったものは束ねて乾燥させると3,4日で脱穀出来ます。
以前のブログや、多くの収穫法では、真黒くなるまで乾燥してから脱穀していましたが、穂先が茶色になっていれば脱穀ができますので、3,4日シートの上か、屋内、ハウス等に置き、脱穀作業に入りましょう。

屋外でのシートで置く場合には、雨にあたらないように、または夜露にあたらないように夜間はシートで覆っておきましょう。

室内では場所がかぎられていて積み重ねてしまいますので、扇風機などをまわして風が通るようにしましょう。

ハウスに取り入れる場合には要注意です。

温度が上がって、まだ湿気のある葉っぱがついていますので、カビや酸化の原因になります。上に黒シートを張り、扇風機をかけて風邪を通す工夫をしましょう。

エゴマの品質は、刈取りからが良品度を左右します。湿気、高温、傷が、酸化の原因で、油断するとみるみる劣化していきます。

特にたくさん作っているものにとっては、準備を怠ってはなりません。

エゴマの命は脳に効く脂肪酸です。大変体にいい、重要な栄養を含んでいますが、
酸化してしまえば、体には有害となります。
栽培している農家さんや、畑によっても味の違うエゴマです。
自然のエゴマをできるだけそのパワーを
同じ自然の一部である人の体にいただく事を念頭に置いて
愛情こもった働きをしてくれるエゴマを収穫しましょう。

無農薬、無化学肥料はもちろんですが、健康とおいしさを提供できるよう、心もこもったエゴマを収穫したいものです。

コンバイン収穫の場合にはこの点の注意が命運を分けますので、
ゆっくりの刈取りと、取り出し法について十分なシュミレーションと、試運転が必要です。

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